韓国語で「わざとだよ/わざとでしょ?」どう言うの?「일부러」の使い方を解説!

Rate this post

「ねえ、それってわざとでしょ?」とか「わざとやったんだよ!」みたいに言いたい時
韓国語ではどう表現するか知ってますか?

そんな時にピッタリな言葉が 「일부러(イルブロ)」

今回は、「일부러」の基本的な意味や使い方、友達と話す時に自然に使えるフレーズを
会話例も交えながら分かりやすく教えます!

これを読めば、韓国語のリアルな会話で活躍できること間違いなし!
では、さっそくいってみましょう!

目次

そもそも「일부러」ってどんな意味?

「일부러(イルブロ)」は、日本語で「わざと」「意図的に」
という意味を持つ韓国語の副詞です。

行動に意図があることを表現する時に使われる、とても便利な言葉です!

この言葉は、ネガティブな状況でもポジティブな状況でも使えるのが特徴です。

つまり、「わざと嫌なことをした」というニュアンスだけでなく
「わざわざ良いことをした」というニュアンスでも使えるんです!

具体的な例を見てみましょう。

日常でよく使う「일부러」の例文

  1. ネガティブ
    • 그는 일부러 나를 화나게 했어.
      (彼はわざと私を怒らせた。)
      → 相手の行動に悪意がある場合に使います。
  2. ポジティブ
    • 일부러 여기까지 찾아왔어.
      (わざわざここまで訪ねてきたよ。)
      → 相手が自分のために何かをしてくれた時など、感謝の気持ちを込めて使います。

いかがですか?
少しコツを掴んできましたか?

「일부러」と似ている言葉との違い

「일부러」に似た言葉で「고의로(故意に)」があります。
これはもう少し堅い表現です。

「고의로」ニュースやフォーマルな場面で使われることが多く
日常会話では「일부러」が自然です。

  • 고의로 사용했어요.(故意に使いました。)
    → 形式ばった印象。
  • 일부러 사용했어요.(わざと使いました。)
    → もっと柔らかく、話し言葉として馴染みやすい。

また、会話の中でも「고의로(故意に)」は使わない印象です。
「일부러」は一見シンプルな言葉ですが、使い方次第で相手に感謝を伝えたり
軽くツッコんだりすることもできます。

覚えておくだけで、韓国語の会話で表現力がぐっと広がりますよ!

「わざとだよ!」ってどう言う?

友達同士の軽い会話や、冗談っぽく「わざとやったんだよ!」と言いたい時
「일부러」を使った表現がピッタリです

  • 일부러 한 거야!
    (わざとやったんだよ!)
    → 自分がやったことを冗談っぽく認める時に使えます。
  • 일부러 그런 거지!
    (わざとそうしたのさ!)
    → わざとやったことを軽いノリで強調したい時に便利なフレーズです。

場面別の使い方例

  1. ふざけた時に友達と
    • A: 너 일부러 나 놀린 거지?
      (わざと私をからかったんでしょ?)
    • B: 응, 일부러 그런 거야!
      (うん、わざとやったんだよ!)
      → ふざけた雰囲気で、冗談っぽく使うシーン。
  2. ちょっとイタズラした時に
    • A: 왜 내 가방을 숨겼어?
      (なんで私のバッグを隠したの?)
    • B: 일부러 한 거야! 장난이었어.
      (わざとやったんだよ!冗談だよ。)
      → イタズラがバレた時にも「일부러」を使うと自然。
  3. 意外性を出したい時に
    • A: 이거 정말 잘 만들었네.
      (これ、本当によくできてるね。)
    • B: 사실 일부러 이렇게 만든 거야.
      (実はわざとこう作ったんだよ。)
      → 意図的にやったことをカジュアルに伝える場合にも活躍します。

ニュアンスを変えた表現

「わざとだよ!」という表現でも、強調したり
に軽くしたりすることで微妙なニュアンスを変えられます。

  • 좀 일부러 한 거야.
    (ちょっとわざとやったんだよ。)
    → 軽いニュアンスで、「ちょっとだけ」という意味合いを込めて。
  • 완전 일부러 그런 거야!
    (完全にわざとそうしたんだよ!)
    → 強調して、自分の意図をはっきりさせたい時に。

「일부러」を使うと、ちょっとした冗談やイタズラも楽しい雰囲気で伝えられます。

友達に「わざとやったの?」と聞かれた時は
ぜひ「일부러 한 거야!」と軽いノリで返してみてください。

「일부러」と似てるけど違う表現ってある?

韓国語には「わざと」という意味で使える言葉がいくつかありますが
その中でもよく比較されるのが、上記でも述べた 「고의로(コイロ)」 です。

どちらも「意図的に」「故意に」という意味を持ちますが
使う場面やニュアンスが少し異なるので、ここで詳しく解説します!

「고의로(コイロ)」の意味と使い方

「고의로」は「故意に」「意図して」という意味で
文章やフォーマルな場面でよく使われます。

やや硬い印象があるので、ニュースやビジネスの場
法的な文脈で使われることが多いです。

  • 例文:
    • 그는 고의로 문제를 일으켰다.
      (彼は故意に問題を起こした。)
    • 고의로 한 게 아닙니다.
      (故意にやったわけではありません。)

このように、少し真面目な状況での使用が一般的です。
少しシリアスなドラマの中で使われそうな感じですね!

「고의로」と「일부러」の違いをざっくり比較

特性고의로일부러
意味のニュアンス故意に(硬い・フォーマル)わざと(カジュアル・日常)
使用場面ニュース、ビジネス、法的な場面友達や家族との日常会話
例文고의로 잘못한 게 아니에요.일부러 그런 게 아니야.
印象形式的、堅い印象親しみやすい、柔らかい印象

どっちを覚えるべき?

基本的に日常会話では「일부러」だけで十分です!

例えば友達と話している時や
カジュアルな状況で「わざと」を表現したいなら「일부러」を使う方が自然です。

「고의로」はフォーマルな場面や文章を書く時に覚えておけばOKです。
「일부러」が頭に入っていれば、ほとんどの場面で困ることはありません!

まとめ

「わざとだよ/わざとでしょ?」「일부러」を使うことが多いですが
言葉のニュアンスを使い分けることで、

  • 일부러:カジュアルで柔らかい表現。友達や日常会話で大活躍!
  • 고의로:フォーマルで堅い表現。ニュースや文章で使う場面が多い。

これを押さえておけば
韓国語の会話でも自然にニュアンスを使い分けることができるようになります!

頑張ってみてくださいね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次